【お知らせ】
廃材タイルをマンションエントランスに再活用し環境への負荷を低減
リビエラはこの度、廃棄タイルを再活用する取り組みをスタート致しました。今回は株式会社アスコット(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中林毅)が開発したマンション「ASTILE(アスティーレ) 日本橋浜町」(2023年6月28日竣工)のエントランス部分に、当社廃棄タイルがアートウォールとして採用されました。
【廃棄タイル再活用の背景】
タイルや石材の廃棄は、産業廃棄物(ガラスくず・コンクリートくず及び陶磁器くず)として扱われます。環境省によると(令和4年度事業 産業廃棄物排出・処理状況調査報告書 令和3年度速報値より)最終処分量は1,150千t/年で、全体の4番目に高い比率13.2%でした。ガラスくずなどは再生利用が可能ですが、タイルは溶かす・燃やす事ができません。埋め立てとして廃棄されるため、今後はいかに廃棄量を減らすかが課題です。
(引用:環境省令和5年3月発表 令和4年度事業 産業廃棄物排出・処理状況調査報告書 令和3年度速報値より https://www.env.go.jp/content/000123320.pdf)
【今回の取り組みについて】
今回使用したタイルは、廃番となったタイルのカットサンプル約600枚で、廃棄予定のものを再活用し新たな用途に転用するアップサイクルという手法を用いました。SDGsの一環として産業廃棄物や処分に伴うCO2排出量の削減に貢献しています。
様々な色柄のタイルをモザイク状にレイアウトしたアートウォールは、「ASTILE(アスティーレ) 日本橋浜町」のエントランスまでのアプローチ空間に設置されています。また、このアートウォールは日常の風景に彩りを添え、居住者に落ち着きと安心感を与える心地よい空間を創出すると同時に、通りすがる人々にとっても街角アートのような楽しく豊かな場を提供します。
企業のSDGs対応に向けて、持続可能な建材へのニーズが高まるなか、今回、株式会社アスコットの協力により、廃棄予定の廃番サンプル用タイルを再活用する事ができました。そもそも、タイルは耐久性に非常に優れた持続可能な建材です。今回の取り組みをきっかけとして、廃棄タイル削減に全社で取り組んでいきたいと考えています。
【リビエラの廃棄タイルを減らす取り組み】
1. タイルは1枚単位(ケース販売が主流) 乱形石は1㎡単位で受注する事で無駄な廃棄を出さない
2.不要となったサンプルタイルを回収して、再度サンプルタイルとして活用
【建物概要】
◆ 名称:ASTILE 日本橋浜町
◆ 場所:東京都中央区日本橋浜町3丁目35番8
(都営新宿線「浜町」駅 徒歩6分、東京メトロ半蔵門線「水天宮前」駅 徒歩8分)
◆ 竣工:2023年6月
◆ 構造・規模:鉄筋コンクリート造/地上7階建
◆ 用途/戸数:共同住宅/12戸(1LDK)
【株式会社アスコットについて】
アスコットは、創業以来20年以上にわたり培ってきたデザイン性と品質に優れた物件開発力、そして国内外のネットワークを活用し、グローバル・スタンダードのライフスタイルに合わせた上質な不動産サービスの提供を目指す不動産価値創造のプロフェッショナル集団です。
所在地 東京都渋谷区神宮前3-1-30 Daiwa青山ビル5F
設立 1999年4月
代表者 代表取締役社長 中林 毅
資本金 10,867百万円
事業内容
・不動産開発事業(マンション、オフィス、商業施設、物流施設等)
・不動産賃貸事業(バリューアップ含む)
・不動産ファンド事業
・その他、各種不動産に対する投資、賃貸管理、仲介等
公式サイト:https://ascotcorp.co.jp
公式YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/channel/UCIAb7ub0BHgLb__qjTG8I6Q