多種多様な人々が交錯する街・新宿歌舞伎町。
そんな街の個性を、デザイナーの住商インテリアインターナショナル株式会社 萩原 康平氏はセンスオブプレイスとして捉えられたそうです。
「多種多様な人々が交錯するイメージを床壁のグラデーションによって表現しオリジナリティーあふれる空間が出来上がりました。
グラデーション表現は他の問題も解決しました。
この空間は ホテルレセプションとレストランバーという2つの機能に分かれていますが、
デベロッパーから『ホテルレセプション側としては明るく安心感のある印象としたい。
対照的にレストランバー側としてはディープな色味で落ち着きのある印象としたい。』
という要望を伺っていました。
しかし空間を分割してしまうとボリュームが減少しグレード感が下がってしまいます。
そこで、空間は一体としたまま、相反する要素をグラデーションによって融合させることで
ひとまとまりの空間として破綻の無い、むしろオリジナリティーとして活用したデザインとしました。
床仕上げは木製フローリングのように見えますが、耐久性を考慮し木目調タイルOAKEN(オークン)を採用しています。
一般的な焼成タイルの場合、寸法精度が低いために目地幅を5mm程度取らなければなりません。
その目地幅が目立ってしまい、どうしても木製フローリングを敷いたように見えないという難点がありました。
今回この問題を解決できる床タイルとして、焼成後に端部を整えることで寸法精度を高めたレクティファイドとよばれる仕様のタイルを採用しました。
このタイルであれば目地幅を極力細くできるため、焼成タイルの耐久性を持たせたまま、木製フローリングのような仕上がりとなり空間全体の完成度を高めることができました。」
物件名:ラ・ジェント・ホテル新宿歌舞伎町
※レクティファイド:タイル焼成後、四方の側面を削って寸法精度を高めています。同一ロット内の寸法のばらつきが少ないこと、側面の丸みが取れていることから細目地での施工が可能となります。
※OAKEN(オークン)エッシカート内用は現在廃番品です。
DATA
ブランド | TERRA |
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用途 | 屋内壁, 屋内床, 屋外壁, 床暖房, ペット |
カテゴリ | CERAMIC TILE |
施工場所 | エントランス, ダイニング・キッチン, ホテル・旅館 |
テイスト | 木目調 |
カラー | ベージュ, ブラウン |
サイズ | 長方形(長辺800~) |