METHOD 施工方法
ENTRANCE 玄関ポーチ施工方法
住宅の玄関ポーチ床への施工は「一般床タイル張り工法」を推奨します。
※「一般床タイル張り工法」とは、コンクリート下地にバサモルタルを敷き、木鏝でレベルを調節しながら締め固め、バサモルタルが未硬化の内にセメントペーストや張り付けモルタルを塗布し、ゴムハンマーなどでタイルを叩き込んで張りつける工法です。

夏場の温度が高い時期
夏場などでオープンタイムの取りすぎによりバサモルタルが硬化した場合は、張りつけモルタルを使用してください。その場合はビブラートなどを使用し、タイル裏面に空洞が生じないようにしてください。
下地のシーラー処理(プライマー処理)
コンクリート下地が乾燥している場合、コンクリートがバサモルタルの水分を吸収することによって、バサモルタルとコンクリートの接着を妨げてしまうことがあります。これを防ぐためにコンクリート下地に吸水調整処理を施します。(推奨:日本化成(株)「NSハイフレックス」)
バサモルタル敷き
セメント:砂=1:4~5とし、隅々まで敷き詰めていきます.接着力強化のため、化学のりや吸水調整剤を混入することもあります。(推奨:信越化学工業(株)「マーポローズ」)
目地詰め
一般の外装用目地材を使用します。タイル張りと同じ日に目地詰め作業を行なう場合は、施工済のタイルが下がらないように十分注意してください。下がった場合は直ちに張り直してください。そのまま放置しておくとタイル浮きの原因となり、剥離する場合があります。
※御影石の施工方法はこれとは異なります。(別途お問合せください。)